プロジェクトでHTML5を使うことになったんですが、いままでちゃんとHTML5を勉強していなかった^^;
jQueryなどを扱ってると、「あぁ、これはHTML5のタグか」何てことは多々ありましたが、あまり気に留めずそのまま使ってましたね。
そういうわけでHTML5について少し復習してみます。
これまでのHTMLは、論文のような文書の構造を示すためのマークアップ言語やその仕様であり、必ずしも「Webアプリケーション」を作るのに適切ではありませんでした。
HTML5ではマークアップ言語としてだけでなく、「Webアプリケーション」のプラットフォームとして、関連するAPIなども含む仕様となっています。
「Webアプリケーション開発に適したHTML」と言えるのではないでしょうか。
HTML5は、これまでのHTMLとXHTMLを統合した規格であり、後方互換性を強く意識したものになっているようです。ですのでこれまでの知識はそのまま使えます^^文法もHTMLで記述してもXHTMLで記述しても問題ないようです。
しかし、HTML5から追加された新要素や、廃止された要素もありますので、これらは要確認ですね。
以下にHTML4.01とHTML5で記述したものを比較してみました。
HTML4.01
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd"> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> <title>html4.01å</title> </head> <body> <div id="container"> <div id="header">header</div> <div id="nav">nav</div> <div id="main"> main </div> <div id="footer">footer</div> </div> </body> </html>
HTML5
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>html5</title> </head> <body> <div id="container"> <header>header</header> <nav>nav</nav> <main> main </main> <footer>footer</footer> </div> </body> </html>
このなかで大きく変更したのは以下。
DOCTYPE宣言のchaset宣言の簡略化で簡単に暗記できるようになりましたね。特にDOCTYPEは覚えるの諦めてましたから-_-;
<header>要素などの新要素を使うとこれまでの<div>タグとID・classを使用する方法よりもスッキリしますね。
この例では<head>や<body>などのタグは記載していますが、HTML5の仕様では、マークアップ前後の状況によっては<html>、<head>、<body>、<tbody>、<colgroup>が省略可能であると定義されています。また、</p>などの終了タグも省略可能なんだとか……でもあんまり省略しすぎるとわけわからなくなりそうですよね^^;
まだまだ変わった点はたくさんありますので、CSSを含め少しずつまとめていきたいと思います!
参考文献はこちら
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